今日は本音で
語ります!

rookies talk

運転士、整備士、総合職の新入社員(新卒入社1年目)に、
東急バスを志望した理由や担当している業務、将来の抱負を語ってもらいました。
新社会人でもある彼らの本音を通じて、ルーキーの目には自らが選んだ東急バスが
どう見えるか、感じているか、皆さんの就職活動の参考にしてください。

テーマ 学生から見たバスと、仕事になったバス

甘くない。もう夢でもない。だけど楽しい。

ではトークセッションをどうぞ!

バス、公共交通機関は子ども時代からの憧れの仕事。
新卒なら資格や知識がなくても目指せる

皆さん、こんにちは。私たちは同じ年に入った新人ですが職種が違い、配属先の営業所もそれぞれなので顔を合わせる機会が案外少ないですよね。自己紹介を兼ねて東急バスを志望した理由をお話します。私は小さい頃からバスや電車が大好きで、社会に出て働くなら好きなものに関わる仕事をしたいと思っていました。東急線沿線に住んでいてバスも鉄道も愛着がありました。その意味では夢の仕事です。ただ、就職活動では鉄道により強く惹かれていた時期がありました。大学の先輩が地域でのバスの役割や価値を教えてくれて東急バスを志望しました。

運転士として入社した大橋です。私も幼い頃からバスの運転士になるのが夢でした。就職活動でバス会社を調べるうちに、東急バスの待遇や充実した福利厚生を知ったことが志望動機です。ただ私は東急線沿線に住んでいないので東急バスを利用したことはありませんでした。若干縁遠い存在ではあったのですが東急グループの知名度は高く、スケールが大きく経営も安定しているので両親はとても喜んでくれました。

私も小さい頃からバスの運転士になりたくて、高校生になった頃、高卒で入社できるバス会社を探して東急バスを知りました。大型二種免許の取得後は運転士としてバスに乗務する予定ですが、夢が叶うところまできて嬉しいです。現在は渋谷マークシティの高速バス乗り場で、切符の販売や発着案内のアナウンスなどを担当しています。

整備士として入社した北住です。実は私が学んだ専門学校はバスや自動車の整備ではなく、鉄道コースなんです。公共交通機関に興味はありましたが、正直なところバスよりも鉄道好きです。ただ、自分が勉強して得た知識や技術を活かせる就職先を色々と調べているとバス会社も候補になるのかなと思いました。バスの整備についてはそこまで深い知識はなかったので不安もありましたが、電鉄系の東急バスに会社として魅力も感じて志望しました。今、整備士の資格を取得するために勉強中です。

安全、安心、確実は簡単ではない。
お客さまからの感謝の言葉はモチベーションが⤴

運行管理や運転士の勤怠管理など「操車」と言われる業務を担当しています。以前、翌日に長めのシフトが入っている運転士さんから体調不良で明日は休ませてほしいと夜、連絡がありました。そういう状況に慣れておらず「うわぁ、どうしよう!?」という気持ちになりました。他の運転士さんへ依頼して引き受けてもらい本当にホッとしました。365日休みなく運行するために全員が力を合わせて支えていることを現場で実感し、自分もチームの一員になった嬉しさと誇りを感じました。同時に今まで外から見て何もないように思えるバスの運行を、続ける側はとても大変で甘くないなと思いました。

今はとにかくバスを整備するための技術や知識を先輩たちからどんどん吸収しているところですが少しずつ自分が成長できているのを感じられ、この仕事に就いて良かったと思っています。もちろん覚えることが多く簡単ではないです。最初は何をするにしても時間がかかりました。先輩が師匠として丁寧に指導してくださるおかげで、今は自分だけでこなせる作業も増えてきました。時には師匠に厳しいことを言われることもありますが、私のことを思ってくれるのが伝わってきます。技術の上達を師匠から褒めてもらえた時は非常に嬉しいですね。もっと頑張ろうという思いになります。

渋谷マークシティでの勤務中は窓口で相談を受け付けるだけでなく、バス乗り場で困っているお客さまへのお声がけもしています。ある時、渋谷で遊んでいて新宿発のバスに乗り遅れたお客さまがいらっしゃったので、渋谷からバスに乗れば間に合うので大丈夫ですとご案内したことがありました。私と同年代の方でしたが、後日当社のお客さまセンターに私宛てで感謝とお褒めのメールを送ってくださったんです。嬉しくて一気にモチベーションが上がりました。学生時代なら反対に教えてもらう側、助けてもらう立場だったわけですよね。運転士になる前の業務でとてもいい経験ができたと思います。

分かります!お褒めの言葉をいただくと嬉しいですね。でも自分たちと同年代の若い方から褒めていただくのは結構珍しいですよね。御礼のメールをわざわざ送ってくれたのは、高木さんの対応が相当丁寧で好印象だったからでしょう。私はよく渋谷駅で外国人観光客の方に「このバスは御殿場へ行きますか?」と聞かれます。「いえ、このバスではなく、あちらにお乗りください」と、つたない英語でご案内すると、日本語で「アリガトウ」という言葉と笑顔が返ってきます。ほんの小さなことですが、路線バスの安全・安心を担うだけでなく、インバウンドの振興に貢献できているのかなと思ったりして、やりがいに感じますね。

新人を気にかけてくれる気さくな先輩たち。
アットホームで居心地の良い職場

これから当社を志望する就職活動中の人たちに向けて、私たちが働いている職場の雰囲気や人間関係についてお話ししていきたいと思います。一から仕事を教えてくれた師匠をはじめ、営業所の整備工場の先輩方はみんなとても気さくで優しい人ばかりです。仕事でわからないことがあれば遠慮なく聞けますし、仕事の話題から趣味や休日をどう過ごしたかなどプライベートの話でも盛り上がっています。私は居心地のいい職場だと思っています。

私の所属する営業所は若手が多くて、私と同じ大学出身の先輩もいらっしゃったので、入社時も心強かったです。自分はどちらかと言えば年上の方とコミュニケーションをとるのが得意というか、好きな方なので先輩との関係もうまくいっていると思います。乗務を待つ控室では路線状況について教えてくれますし、交代の時には「気をつけて、頑張れよ」と声をかけてくれます。休憩時にドリンクをいただくことも多いですね。先輩もお疲れなのにいつも気にかけてくださって感謝です。後輩が来たら今度は自分がしっかりサポートしてあげたいと思っています。

私の営業所は40代から50代の先輩が多く、皆さんとても面倒見が良くて助けられています。20代前半は私を含めて2人しかいないので、食堂でご飯をごちそうになったり、ラーメンを食べに連れて行っていただいたこともありました。皆さんオンとオフの切り替えがはっきりしていて休みを楽しんでいるようです。バスの安全運行を担っている職務中は緊張感がありますからリセットは大切ですね。仕事を離れると優しくフレンドリーに接してくださるので理想的な環境だと思います。

確かに職場の雰囲気はとてもいいですね。チームとしての一体感もあります。私の営業所は高速バスの運行を担当しているので、運転士の方が乗務する高速バスや空港連絡バスに同乗して路線見学をさせてもらうことがよくあります。学生時代まで羽田空港から飛行機を利用することはありましたが、バスが空港ターミナルのどこに停まるのか発着については知りませんでした。バスの運転士目線で空港を見るようになりました。路線見学するたびに、早く乗務を経験したいという気持ちが強くなります。

もう憧れではなく職務。
一人ひとりの夢や目標へ挑戦できる環境がある

最後に3年後どんな自分になっていたいか、抱負について話しましょう。もしかしたら私は営業所から本社に異動しているかもしれませんが、それまでに一通りの業務を遂行できるだけの力を身につけておきたいと考えています。本社に異動したらダイヤ関連業務に関わってみたいです。より安全な運行の追求と、お客さまの利便性向上に貢献できるよう努力します。

今は2路線しか運転を担当していないので、3年後には全路線を運転できるようになりたいですね。新しい景色をどんどん見て技術を磨きたいと思っています。各営業所にはある程度経験を積まないと担当できない路線があるので、それを含めて完全制覇するのが目標です。もう憧れや夢の仕事ではなく、毎日、安全運行の職責を果たす立場なので気を緩めず頑張っていきます。

3年後は運転士として貸切観光バスや高速バス、空港連絡バスにも乗務できるだけの技術と経験を身につけたいと思います。路線バス運転士を2年経験したら希望できますが、競争率が高くかなり狭き門です。努力して安全運行の実績を積み、できるだけ早く挑戦したいなと思っています。これから入社を考えている人には、二種免許を持っていなくても大丈夫ということを伝えておきます。入社後にしっかり会社にサポートしてもらいながら取得できるからです。

私もこれから整備士3級の資格を取得する予定です。さらに危険物取扱主任の資格も必要なため東急グループの通信講座を受講しています。取得すると会社が費用の半額を負担してくれたり、資格取得の支援が充実しているなと感じます。3年後には必要な資格をすべて取得して一人前の整備士に成長したいですね。二種免許と同様に、整備の資格を持たずに入社する人も多いので興味があったらぜひ志望してほしいと思います。

そうですね。バスが好きだ、乗るのも見るのも楽しいと思う人は、きっと働いても楽しいと思います。暮らしに欠かせない交通インフラを支える仕事にやりがいを感じられる人なら大変な業務もありますが、毎日充実して過ごせます。皆さん、新人時代の初心を忘れず、お互い前を向いて頑張っていきましょう。今日はありがとうございました。

Thank you. See you next time!
こころを一つに、新たなスタートへ