あなたが輝く仕事のリアル 09
総合職
ここが仕事のリアル
事業の創出に挑戦する
やりがいと面白さ
新しい事業の芽を育てて会社の未来に貢献する。そんなワクワクする仕事のやりがいを、リアルに感じられる機会に恵まれるとは思いもしませんでした。いま私が所属する事業変革推進室は、2021年4月に本社に新設された部署です。バス事業を補完する新たな収益源を創り出すタスクフォースとして組織されました。
地域の公共交通として安定成長を遂げてきた当社のバス事業は、コロナウイルス感染拡大の影響を受けて一時は大きく収入が減りました。バス事業が基軸の会社ですが、それだけに頼っていては経営の安定と持続的な成長の維持が難しくなるという判断のもとに、事業を多様化してビジネスモデルの転換を図るのが事業変革推進室のミッションです。
いま進めているのは、IT導入によるコスト構造の転換と業務の効率化を達成しながら、その結果として生まれた経営資源の余力を新規事業に配分する取り組みです。コロナ禍で閉塞感を感じていた時期もありましたが、この部署に異動して東急バスという会社のポテンシャルの高さを再認識し、事業の創出という仕事に挑戦する面白さを感じています。

東急バスを志望したリアル
入社動機は地域に貢献したい
という思い
神奈川県川崎市の出身で東急沿線に住んでいたことからバスも鉄道も私にとって東急は馴染み深いブランドでした。特に東急バスは地域に根付いた公共交通として、事業基盤と経営面の安定した会社というイメージを持っていました。
大学では環境情報学部で人が暮らす温度や湿度、不快指数といった住環境について研究していたことから、就職活動を始めた頃はハウスメーカーやIT企業を志望していました。ただ、遠くへの転勤をあまり望んでいなかったことと、自分が生まれ育った地域に貢献できる仕事に就きたいという気持ちが強まり、住環境から一歩踏み出して、地域社会の足を支える東急バスで働きたいと思ったのです。
営業所に勤務していた頃は、1日の終わりを迎え全車両が車庫に収まった光景を見て、これほど多くのバスがお客さまを乗せて走り、定時運行と安全を自分が担っていることを実感していました。業務でお客さまと接する場面は少ないものの信頼と期待を寄せられているのは日々の励みになっていました。新たな事業の創出においても長年にわたって築いてきた地域のお客さまとの信頼関係が基盤になっています。

輝くリアルな将来
経験したことのない業務分野で成長を実現したい
私たちがバス事業で培ってきた技術やノウハウは、様々な事業に転用できます。いわゆる横展開ですが、例を挙げるとバスの安全を支える整備やメンテナンスの技術力を活用して、他社の車両の整備を受託できます。整備も人手不足のため整備士や工場を持たない事業者は委託先がなくて苦労しています。既に大学のスクールバスの点検整備で実績を作っており今後も拡大可能です。将来バスの自動運転化が進んでも整備は不可欠ですから需要がなくなることはありません。
また、運転士の乗務が落ち着く日中の時間を利用して、一般のお客さまに向けたペーパードライバー講習を実施しており、弦巻営業所では月に40件を超える予約が入るほど盛況です。もっと多くの皆さまにご利用いただくためにバス停でのポスター告知をはじめ、今後はYouTube動画で視覚的に訴求するなど、宣伝広告に力を入れたいと考えています。
事業変革推進室の毎日は変化に富み、刺激に満ちていますが、もともと短期間で結果を出すための部署なので、あと数年でしっかりとした収益の柱を必ず育てたいです。また、この業務が一段落した後も常に前向きな姿勢を失わず、経験したことのない分野にも積極的に挑戦していきたいと思っています。

one team私の仕事を支える
仲間たち

私(総合職)

加藤くん(同期)
虹が丘営業所で一緒だった同期。子どもが一歳違いなので、子育ての話や情報交換で盛り上がっています。

石井係長(先輩)
営業所時代の先輩。本社でも同じ部署になり、わからないことを気軽に聞ける人が近くにいてくれて助かりました。

渡邊さん(先輩)
入社時に配属された営業所の1年先輩。右も左もわからなかった新人時代に、仕事を教えてもらった恩人。
娘との散策で癒され、
野球の関西ダービーで
大盛り上がり
休日は1歳になる娘を連れて朝の散歩をするのが日課になっています。娘と一緒に街中を散策すると、見慣れている風景に新たな発見することが多く、季節の移り変わりや自然の美しさなど、子どもの目線で新鮮な気付きを与えてくれます。娘の成長記録として取り溜めた写真や動画の整理・編集も楽しみながら取り組む趣味の一つになりました。休暇を取って家族で軽井沢など近場に旅行したり、応援する阪神タイガースのゲーム観戦など充実したオフを過ごしています。

