expected
potential

求める人材像
~東急バスへの入社を志望される
学生の皆さんへ

当社への入社を志望される学生の皆さんに知っていただきたい
バス会社の使命、東急線沿線の街を走るバスの役割と価値、
そしてバスの運行を担う社員のやりがいと魅力について
余すところなく紹介しています。
ここでは当社の価値観と目標、社員に望む姿をお話ししたいと思います。

今日もバスを必要とされる方がいます。
そのために力を尽くすこと。
未来のバスの姿は変わっていきます。
そのために挑戦していくこと。

ワークスタイルイノベーション推進室長

岡野 恭子

求める人物像
どのような資質を持った学生に
入社してほしいでしょうか。

東急バスは業界のリーディングカンパニーを目指しています。
職種に関係なく、挑戦意欲をもって環境の変化に迅速かつ柔軟に対応できる人を求めます。
職種ごとの求める人材像は以下のとおりです。

【運転士】
  • 基本動作を疎かにしない正確さ
    安全、快適にバスを運行する技術は研修でしっかりと指導します。運転に慣れ、自信を持つと我流に陥って基本を外れた動作をしてしまいがちです。その時にトラブルは起こります。
  • どんな時でも落ち着いて行動できる冷静さ
    バスは鉄道と違い一般の道路を運行します。自動車、バイク、自転車、歩行者が往来しますからトラブルの遭遇率は高くなります。また台風などの自然災害、沿線火災、お客さま同士のいさかいなども生じます。そんな時に自身とお客さまの安全を守るには冷静な対処が必須なのです。
  • お客さまへ気持ちの良いサービスを提供するためのコミュニケーション能力
    バスをご利用いただくお客さまと最前線で触れ合う仕事です。運転技術だけではなく、挨拶や応答などお客さまに寄り添った対応が安心感、信頼感につながります。
【整備士】
  • 安全で確実な整備を行う根気と誠実さ
    バスの安全運行は、確実な車両整備の上に成り立っていることを十分に理解し、油断や見落としのない点検、整備を行うことが必須です。仮に不具合があれば根気強く解決まで責任を持ってやり遂げる誠実な姿勢が求められます。
  • 常に新しい知識を習得する向上心を持つ
    車両の進化はもちろん、運賃機などの車両機器も日進月歩変わっています、進歩する技術の習得が必要不可欠です。
  • チームワークを円滑に行うためのコミュニケーション能力
    バスの整備は複数人で行います。整備士との連携が安全な車両の提供につながります。運転士から聞く話も整備不良を未然に防ぐ大切な情報です。緊密なコミュニケーションが車両整備の精度を高めるのです。
【総合職】

先述のように当社では求める人材像として、「業界のリーディングカンパニーを目指し、挑戦意欲をもって環境変化に迅速かつ柔軟に適応できる人」というスローガンを掲げています。
その中で総合職は、様々な仕事を経験し、将来的に事業の中核を担う役割を担います。 具体的に求めるのは以下の人材です。

  • チャレンジ精神旺盛な人材
  • 環境変化をスピーディに感じ取れる人材
  • 柔軟性があり、迅速に状況判断ができる人材
  • コミュニケーション能力に長けている人材
  • 困難な状況から逃げ出さず、立ち向かっていける人材

営業所では刻々と変化する運行状況を見極めながら状況に応じた適切な判断を下し、迅速に運転士へ指示しなければなりません。多少不規則な勤務もありますが、厳しい状況も受け止め前向きに対処していく姿勢が大切です。

また、本社では環境変化を感じ取り、お客さまのニーズに合ったサービスを提供するための先を見据えた準備を進めていく必要があります。
営業所でも本社でも同じですが、当社が相手にしているのは常に「人」です。コミュニケーションを円滑に図れる人材を特に強く求めています。

志望する際にこれだけは理解してもらいたいことは
ありますか。

私たちはバス会社ですが、東急グループのDNAである街づくりがベースにあるため、「いかに地域のお客さまの役に立てるか」という考え方をとても大切にしています。バスや乗りものが好きということ以上に、街の公共インフラとしてバスがどのように役立っているのかを十分に理解した上で、そこにやりがいを見出していただきたいと考えています。

採用面接では志望者の特に
どこを見たい(評価したい)と考えていますか。

皆さんの人柄や考え方、これまでの経験を知るために質問をします。あらかじめ作ってきた答えを聞きたいのではありません。会社を発展させていく仲間として一緒に働きたいと思えるかが大切ですので、普段と変わらぬご自身の姿をお見せいただければ結構です。
就職活動は自分自身と真剣に向き合うよい機会だと思います。私たちも本音で当社のことを伝えていきたいと思っています。疑問に思ったことは気兼ねなく何でも聞いてください。嘘や隠し事なくお答えすることをお約束します。

東急バスで働くことの魅力や
やりがいについてお示しください。

運転士、整備士、総合職のそれぞれの職種の魅力とやりがいは、以下と考えています。

【運転士】
公共交通機関として、バスを必要とする方、バスがなければならない方がいらっしゃいます。その力になること、生活を支えることが私たちの使命です。お客さまにバスに乗車いただくということは命を預かることです。徹底した安全運転が求められます。また、私たちは単に目的地まで運ぶのではなく、お客さまの想いまで運ぶことだと考えています。仕事が終わり帰路につく家族への愛情。入試に向かう学生の緊張と未来への希望。病院へ向かう患者や家族の不安な気持ち。ただ目的地へお客さまを運ぶのではなく、その過程をこころ安らかで快適に、自分のことを大切にされていると感じられる運転を心がけることです。お客さまは、まさか自分の想いまで運ばれているとは思いもよらないかもしれません。しかし、命を、想いを運んでいるのだという運転士の気持ちが伝われば、自然と車内の雰囲気も良くなるものです。責任重大な仕事ですが、私たちを必要としてくれているお客さまのため力を尽くして日々運行しています。

【整備士】
私たちの使命は、安全で安心、快適な輸送サービスをお届けすることです。その中でも、整備士はお客さまに安心してバスに乗っていただくために必要不可欠な仕事です。当社は「安全はすべてに優先」というスローガンのもと、日々運行しています。小さなお子さまからお年寄りまで、また足の不自由な方、介助が必要な方など誰でも気軽にご乗車いただくバスだからこそ、安全が何よりも大切なのです。整備スキルを磨く環境についても最新鋭の設備を整えています。すべての工場にツインリフトを完備しており、フロアリフトを導入している工場もあります。また油性塗料から水性塗料の切替えなど環境に配慮した整備にも注力しています。自分の整備したバスがたくさんの人を乗せている光景を見た時は、社会の役に立っていると実感できる、そんな仕事です。お客さまの目に触れることは少ないかもしれませんが、整備士の力なくしてバスは動かないのです。

【総合職】
東急バスは90年以上の長きにわたり、地域の足を支える交通インフラとしてニーズを先取りしたサービスを次々に提供してきました。お客さまの期待に応え実現してきた一例を挙げると、デマンドバスの運行、お客さまセンターの開設、安全運転訓練車の導入、バスナビの開発などは、いずれも業界の先駆けとしてチャレンジし、お客さまや他の公共交通機関の評価を得て現在は定着しています。こうしたバス業界の先をいく新しい取り組みの原動力になってきたのは、当社の総合職として働く一人ひとりの意欲的な挑戦です。当社には若い皆さんの可能性を発揮できるフィールドと、人を育てる風土があります。将来の東急バスを創っていくのは総合職を志す皆さんです。社会の変化とともに未来のバスのあり方は変わっていきます。バス事業をより良く進化させる、ひいては地域のモビリティ全体を発展させていく気持ちと、自らを成長させたいという向上心を持ち続けられる人に、東急バスのこれからを担っていただきたいと考えています。