転職者座談会 東急バスを語ろう

cross talk

他業界から中途採用で東急バスに入社した皆さんに、
仕事と生活のこと、職場の雰囲気、転職して良かったこと、意外だったこと・・・本音で語ってもらいました。

テーマ 転職で変わった新しい働き方、新しい暮らし

仕事のやりがいとライフスタイルの充実を両立

talk session

東急バスへの転職を考えたきっかけを教えてください。

中途入社1年目の松崎です。東急バスの事務員に転職する前は、テレビ通販のコールセンターで働いていました。大学時代に海外旅行をしたことがきっかけ で、いつか観光に関わる仕事がしたいと考えていました。バスという交通インフラを通じて地域の方々やインバウンドのお客さまのニーズにお応えすることで、その目標に近づけたと思っています。

運転士の鈴木です。入社10年目になります。その前は倉庫でクレーンのオペレーターとして働いていました。父親が東急バスで働いていて、私が結婚を決めた時に転職を勧められたのが入社のきっかけです。自分に大きなバスが運転できるだろうかと1年近く悩んだ末に、やってみようと思い入社しました。

中途入社3年目になる整備士の氏家です。自動車のディーラーで整備係を経て営業を担当していました。朝早くから夜遅くまで仕事の拘束時間が長かったので、結婚しても家族で過ごす時間が持てないという不安から転職を決めました。自分の強みである整備士の資格を活かせる仕事に転職しようと考えて、東急バスに応募しました。

中村です。早いもので運転士として中途入社して18年目になります。以前は宅配便のドライバーでしたが、腰を痛めてしまい東急バスへ転職しました。もともと車を運転するのが好きだったので、バスの運転士は性に合っていました。宅配便と違い、雨の中、重たい荷物を抱えて走ったりしないので、体はとても楽になりました。

前職と比べて、東急バスで働くメリットを教えてください。

東急バスに転職して感じた待遇面や職場環境についてお話ししたいと思います。私の場合は、前職よりも収入が増えました。休日休暇はしっかり取れますし、各種手当や福利厚生が充実しているのは、とても助かります。職員同士のコミュニケーションが活発で、入社してすぐに打ち解けられました。

私は転職時に前職よりも収入が下がりました。でも、前職の繁忙期には朝6時から夜11時まで働き詰めの毎日だったので勤務時間の長さから考えたら減収は当然と思います。その後、勤続とともに給与も上がって随分前に前職の収入は超えました。

残業がなくて、定時で帰宅できるのは本当に嬉しいですね。家族と過ごす時間も十分に取れますし、有休も自由に申請できる。前職では10年間勤めて有休を取得できたのは1日か2日でした。

前職では朝の打ち合わせを終えて現場に出たら終業までずっと1人で作業していました。食事も休憩もクレーンの中で取り、誰とも会わないのはかなりつらい。今は乗務から戻ったら仲間たちがいるので、会話しながら休憩時間を楽しく過ごしてリフレッシュできます。

私もディーラーの整備はほとんど1人で担当していました。バスの整備は2人以上で担当するため自然にコミュニケーションを取る機会が増えて、チームとしての一体感が強くなります。営業所の規模が大きくて職員数も多いので、休憩時間にみんなとスマートフォンのゲームで遊んだり、会話を楽しんだりしています。

同僚との距離が近くて趣味など仕事以外の話をすることもあります。親しみやすくアットホームな雰囲気の中で働けるのは、東急バスの大きな魅力だと思います。

暮らしやオフタイムの過ごし方はどのように変わりましたか。

私が転職したことで大きく変わったのは、睡眠時間の長さです。勤務日も休日もしっかり眠れるようになりました。姉の家族が近所に住んでいるので、休日はもっぱら姪の相手をしています。オフタイムを健康的に過ごすようになって体調も良くなりました。皆さんの転職による生活や環境の変化について聞かせてください。

先ほども言いましたが、休みが取りやすくなったのは大きな変化です。ディーラーの営業をしていた頃は、定休日でもお客さまと商談していたので有休を取得する余裕はありませんでした。今は予定に合わせて有休申請できるので、家族や友人たちとの旅行やイベントにも参加できています。

職場を通じて人間関係が広がりました。前職では3年間で2回くらいしか飲み会がなかったのに、ここでは頻繁にいろんな人からお誘いが来ます。プライベートでもキャンプに行って楽しむなど家族ぐるみでお付き合いしている仲間も増えて、オン・オフ問わずに交流を深めています。

私は営業所の野球部に所属していて、チームの仲間とはよく遊びに行きます。今は高速バスで愛媛まで乗務しているのでプライベートでも600キロとか700キロの長距離走行に抵抗がなくなってきました。河口湖や木更津にも乗務しますが、そのくらいの距離だとすぐ近くのイメージです。先日も伊豆に転勤した後輩を車で迎えに行き、そのまま福井までドライブしました。もちろん安全運転には十二分に注意しますが慣れるって、すごいことだと思います。

安全・安心な運行のために気をつけていることは何ですか。

皆さんが業務をする上で、心がけていることを教えてください。今後の参考にしたいと思います。

1日に何百人ものお客さまを運ぶということは、それだけの命をお預かりしているに等しいと思って乗務しています。前職で操作していたクレーンは位置が固定されているので、注意を向けるのは周辺の安全だけでした。でも、バスの安全を守るためには、道路や車内の状況に合わせて運転する必要があります。

そうですね。私は安全に加えて、お客さまの乗り心地にこだわっています。荷物は多少揺れても荷崩れしなければ問題ありません。でも、バスにはお年寄りや子どもなど、様々なお客さまが乗っています。帰国するインバウンドのお客さまも最後に快適なバスに乗車できれば、日本の思い出が一つ増えるでしょう。そのためにもっと運転技術を向上させたいと思っています。

日々の整備も運転士さんたちと同じで、お客さまの安全に欠かせない大切な仕事であることを認識しています。整備の不手際で運行に支障をきたすようなことがあってはなりません。お客さまにご迷惑をかけることがないように予備整備を含めて慎重に作業しています。機器は調子が悪くても自己申告してくれないので細かい変化を見逃さないようにチェックすることが大切です。

私も運転士の皆さんのシフト調整を担当しているので、ミスがないかどうか入念にチェックするように意識しています。先輩方のお話から、公共の足を支える仕事の責任と誇り、転職により得られたプライベートの充実と満足度の高さを感じました。すべての職種が連携し、一つのチームとしてお客さまの安全、安心のために力を合わせていることを改めて知ることができて何か心強い気持ちになりました。東急バスに転職して良かったと心から思います。今日はありがとうございました。

こころを一つに、新たなスタートへ