career challenge 05
営業所事務員
担当する仕事内容
より良いダイヤへ
改正することの難しさ
東急バスに営業所事務員として入社して17年以上経ちました。今はダイヤ改正の主担当に加えて、運行管理、労務管理に携わっています。
バスのダイヤは半年に1回のペースで見直しを行います。改正は頻繁に行うものではありませんが、その準備には多くの時間を費やしています。会社の方針に基づいてダイヤを改正する時期が決定したら、それに向けて利用されるお客さまの人数や、時間ごとの混み具合などに合わせて増便・減便するのが改正の基本です。それまで10分間隔だったところを5分間隔にしたり、逆に間隔を伸ばしたりと、可能な限りお客さまの利便性を高められるように調整しています。
運転士たちに負担をかけないシフトや採算性など、様々な条件をクリアしながら、より良いダイヤを実現するのはとても難しい仕事です。それだけに得られるやりがいや達成感も大きなものです。

仕事における心がけ
スムーズなシフト調整のカギは
信頼関係
運転士たちの希望を聞きながらシフトを組んで1か月の勤務表を作成するのもバスの運行を支える重要な業務です。
うまくシフトを組んでも何かの事情で急な欠勤が出た場合には、その穴を埋めるために調整しなければなりません。午前中で終わる勤務を午後まで伸ばしてもらったり、公休の人に出勤をお願いしたりと、様々な手立てを考えてダイヤの運行に支障をきたさないようにします。運転士にもそれぞれの都合がありますし、急なお願いになってしまうので快く引き受けてもらうには信頼関係の構築が欠かせません。日頃から休憩時間に話をしたり、営業所の飲み会で親睦を深めたりと、積極的に運転士とコミュニケーションを取るように心がけています。
運行管理をしていると、営業所全体がダイヤの安全・安心な運行を守るためにまとまり、チームワークを発揮していることを実感します。入社3年目に懇意になった運転士からシフトで困ったら何でも引き受けてあげるから相談して、と言われた時の嬉しさは、今でも忘れられません。信頼関係を重んじる私の原点になっています。

次のチャレンジ
営業所一丸となってお客さまの暮らしを支えていきたい
仕事をするうえで、自分で決めたことは必ずやり遂げるように心がけています。たとえば、運転士のシフトを組む際に、乗務と乗務の間の休憩時間を1時間40分空けるようにしていることです。厚生労働省の基準と比べて、かなり余裕をもたせているため、シフト作成の難易度を自ら上げることになります。それでも、運転士たちが快適に働けるように定めた、自分自身のルールとして厳守しています。
人を大切にするという東急バスの風土と環境は、私自身にも大きな影響を与えました。前職の配送業は一人で完結する仕事なので仲間たちと協力する充実感を味わうことがなかったのです。転職して自分は日々いろいろな人たちと関わって働くほうが向いていることに気づきました。
運転士と、整備士と、私たち営業所事務員のチームワークが、バスの定時通りの運行とお客さまの安全・安心を守っています。東急バスに転職して、多くの人々の暮らしを支える公共交通に関わることの喜びを知りました。

career
step
why
東急バス?
経験を活かして運転手をサポートする仕事へ
父親がバスの運転士をしていたので、朝が早かったり、夜が遅かったりと運転士は大変な仕事だなと思っていました。長年にわたりドライバーとして働いてきた経験を活かしてバスの運転士をサポートする仕事に就きたいと考え、東急バスを志望しました。
1年目
飲料メーカーで営業と配送を担当
店舗や大学、病院等への配送と営業を担当。自動販売機の設置と補充も行っていました。
2年目
トラックのドライバーに転職
トラックを運転して配達、集荷を担当していました。長時間労働なうえ、休みもかなり少ない状況でした。
7年目
ワークライフバランスを求めて東急バスに転職
営業所職員として運行管理、労務管理、ダイヤ改正を担当しています。今までの自分の経験が活きていると感じますし、しっかり休みも取れるようになりました。
one team私の仕事を支える
仲間たち
事務員同士はもちろん、運転士との信頼関係の構築も欠かせません。仕事の話ばかりでなく、休憩時間にも盛り上がれる仲間が多くいます。

私(営業所事務員)

橋本所長
ダイヤ改正の基本から教えてもらった、頼りがいのある上司。仕事の相談にも親身になって答えてくれます。

清野さん(運転士)
年齢も近くて、競馬を楽しむのが共通の趣味ということもあり、よく話しては笑い合っています。

中島さん(同僚)
ほぼ同じ時期に中途で入社した同期であり、何でも相談できる頼もしい仲間です。

國島業務副主任(後輩)
新人の時に指導した弟子です。頼んだことはしっかりやってくれるので、とても助かっています。
最近は競馬が好調
冬はスノーボード旅行に
スノーボードは高校時代からずっと続けていて年に2回くらい長野県白馬や新潟県妙高に滑りに行きます。1泊2日で観光もせずに、ひたすら滑っています。温泉やサウナで汗を流すのも好きなので、よく一人で行ってリフレッシュしています。最近は競馬の戦績が好調ですが、馬券はカンで買うタイプです。勝ち負けに関係なく、推している馬が勝つと幸せな気分になります。

