東急バス インフォメーション&沿線ガイド【TOKYUBUS GUIDE MAP】

バス停名の由来を巡る旅 “鉄”の字の名の田園世界「鉄町」

横浜市青葉区北部に位置する「鉄町」は「くろがねちょう」と読む少々難読な町名ですが、その名前の由来はどこからきているのでしょうか。「鉄」という漢字の意味から「鉄に関する町」と想像することができますが、どうもそうとはいえないようです。

「くろ」と読む漢字に「畔」があります。「畔」は「あぜ」とも読み「田んぼの通り道」などを意味します。「畔(あぜみち)が曲がっている」というところから「畔曲(くろがね)」と名付けられ、さらに、「くろがね」だったら鉄だろうと「鉄」という漢字があてられたというのが有力な説です。

昭和14年に横浜市に編入の際に、都筑郡中里村大字鉄から新設され、現在の鉄町になりました。「鉄町」は、その漢字からは想像しにくい、地形由来の名前だったようですね。今でも、南に鶴見川、東に黒須田川が流れ、田園風景が残る緑豊かな地域で、住宅街のそばに水田に沿った「畔道」を見ることができます。

この土地が舞台となった有名な小説「田園の憂鬱」は、大正文学のひとつで、村に住んでいた小説家 佐藤春夫が書いたものです。文中には、当時の情景が描かれていて、現在でも「中里学園入口」停留所近くの三叉路に「田園の憂鬱由縁の地」と書かれた文学碑が立っています。そんな鉄町には古くから伝わる伝統芸能があります。「桐蔭学園入口」停留所からすぐの鐵神社で行われる「鉄古典獅子舞」は、神奈川県無形民俗文化財です。舞で使われる獅子頭は、江戸時代から保存会によって大切に受け継がれてきたものだそうです。

鉄古典獅子舞(写真提供:ひろたりあん通信)

「田園の憂鬱」文学碑

TOKYUBUS GUIDE MAPのサイトを、正常かつ快適にご利用いただくために、以下をブラウザ推奨環境としています。

【Windowsをご利用の場合】
  • Internet Explorer 9.0以降
  • Firefox 最新版
  • Google Chrome 最新版
【Macintoshをご利用の場合】
  • Firefox 最新版
  • Google Chrome 最新版
  • Safari 最新版

上記の環境以外では、全て動作しないことはありませんが「画面表示が崩れる」「ボタンが押せない」などが起こる可能性があります。
ご利用いただいているブラウザの種類・バージョンをご確認いただき、推奨環境でのご利用をお願いします。