東急バス インフォメーション&沿線ガイド【TOKYUBUS GUIDE MAP】

バス停名の由来を巡る旅 洗足?千束?どうして違う?「洗足池」

紅葉が美しい洗足池

千束八幡神社へつづく池月橋

大田区には、「北千束」「南千束」という地名があり、目黒区には、「北千束」に隣接して「洗足」という地名があります。同じ「せんぞく」でも、「千束」と「洗足」。どういうことなのでしょうか?
かつて、これらの「せんぞく」は、まとめて「千束」とされていました。古い文献にも「荏原郡千束郷」と記されています。「千束」の由来は、千束の稲の税が免除されていたからだと言われています。免除されたのは、「千束郷の大池」(今の洗足池)が水源地として灌漑利用されていたため、また、千人もの僧を招いて斎供養(ときくよう)(※1)をした功徳ある寺領であったため、ともいわれています。永らく「千束」とされていましたが、身延山久遠寺(※2)から両親の墓参のため常陸(現在の茨城県の北東部)へ向かう日蓮聖人が、「千束郷の大池」のほとりで休息し、足を洗ったという言い伝えから、その池を「洗足池」と改めたのだそうです。それに伴って、洗足池の周辺の町名も「洗足」となりました。
洗足池公園は、昭和2年(1927年)に日本で初めての有料遊園地として開園。平成2年(1990年)、大田区立洗足池公園として整備され、今では春は桜、秋は紅葉の美しい公園として、近隣住民など、多くの人々の憩いの場として親しまれています。

※1 斎供養:
僧侶の食事をいうが、本来は仏事としての食事のこと
※2 身延山久遠寺:
弘安4年(1281年)、今の山梨県南巨摩郡身延町にある、 日蓮聖人によって建立された寺

おすすめ
立ち寄りスポット

  • 洗足池公園

    「洗足池駅」下車 徒歩約2分

    77,000m2の広さを誇る、自然豊かな公園。季節の樹木や水生植物が息づく池でのボート遊びも楽しい。
    洗足池の風景が気に入り、池畔に別荘を構えた勝海舟の墓や、勝海舟が西郷隆盛の死を悼み建立した留魂詩碑、明治から昭和にかけてジャーナリスト、思想家として活躍した徳富蘇峰の詩碑などもあり、歴史を伝えている。池のほとりには、日蓮聖人が足を洗った際に袈裟をかけたという伝説の「袈裟掛けの松」を見ることができる妙福寺がある。この松は、歌川広重によって「千束の池 袈裟懸松」として描かれている。
    ■お問い合わせ:TEL 03-3726-4320(調布まちなみ維持課)

  • 大森貝塚

    「大森操車所」下車 徒歩約1分

    アメリカの動物学者、モース博士が1887年に来日。横浜から東京に向かう列車の窓から貝層を発見し、その後の発掘調査で明らかになった貝塚。住居跡や土器、装身具、骨角製品などが発掘され、日本で初めての学術的報告書が出版されたことから、「日本考古学発祥の地」と呼ばれている。貝塚は、現在大森貝塚遺跡庭園となっており、縄文時代や大森貝塚について学習できる。学校で習った人も、そうでない人も一度は訪れてみよう。モース博士の銅像が歓迎してくれる。
    ■お問い合わせ:TEL 03-3777-4060(品川歴史館)

    品川区立品川歴史館所蔵

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