東急バス 30周年記念誌 更新版
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50系統設定器導入とプログラムカスタマイズ 2012年3月よりフルカラー表示のタッチパネル式の設定器に代替。代替に伴い運用プログラムのカスタマイズを実施し、停留所の予定時刻の表示と、起点でのカウントダウン設定の自動化が可能となった。停名表示器(一般乗合) LED式の表示器の廃盤に伴い、2018年3月からクラリオン製の27インチワイド型液晶式に代替中である。東急バスオリジナルデザイン、フォントはモリサワ、日英2言語バリアフリー対応を基本とした。沿革2011(平成23)年旧型の系統設定器廃盤となった旧型器ポスト新長期規制で三菱車オートマチックに。前ステップ灯と運賃機照射灯の2灯化。右左折警報装置導入、後部換気扇導入、R1000サイドミラー導入2012(平成24)年中扉の動力伝達カット機能、大型ノンステップ車都市型一部採用(池上)。大型観光車に衝突軽減ブレーキ採用(瀬田)2013(平成25)年大型ノンステップ車前扉床色変更(赤色追加)。中扉の車外照射灯LED化。車いす床面フック塗色2014(平成26)年車椅子固定ベルトを巻き取り式に統一。反転式スロープ板、LED式室内灯導入(三菱車)2015(平成27)年大型ノンステップ車は全車AT車とする。中期対応ノンステップ標準仕様導入(燃料タンク位置変更、ディスチャージヘッドランプ、反転式スロープ板、室内灯LED)東急バスオリジナル画面表示東急バスオリジナルデザインで構築旧型運賃機運賃機の代替 2018年度から2019年度にかけて、LFZ型に代替。特徴は、紙幣循環式であること、ICカードの無線データ通信ができること、金庫端末よりプログラムのアップロードが可能であることなどである。新型運賃機事業の変遷 ー2011年~2021年 事業・テーマごとの振り返りー2016(平成28)年全メーカーノンステップ車について中期対応ノンステップ標準仕様となる。車椅子固定ベルト巻き取り式を1席分固定式に統一2017(平成29)年継続のみ2018(平成30)年サイドビューモニターが標準仕様となる(三菱車)。観光タイプの車両に100V電源コンセントまたはUSBポートを装備。観光タイプの車両にドライバー異常時対応システムが標準装備2019(平成31/令和元)年バックカメラを装備。側方方向幕の位置を中ドア寄りに変更。一般乗合バスにもドライバー異常時対応システムが標準装備。車載故障診断装置(J-OBDⅡ)が標準装備。FCバス導入2020(令和2)年換気扇を1基増設し合計3基仕様を試行する。観光タイプの車両は自動検知型ドライバー異常時対応システムが標準装備車両の改善

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