東急バス 30周年記念誌 更新版
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4930KLタンクが2本で60KLの容量を確保ホイールとタイヤをセットすると自動で組み上がる地下タンク容量拡大の動き(2012年~2016年)  燃料調達に関するBCP(事業継続計画)対策として、基本的な考え方は「燃料供給が途絶した場合でも、おおむね1週間運行可能な体制を整える」ことを目標に、更新予定の営業所より地下タンク容量の拡大を図った。全自動型タイヤチェンジャー(2021年3月)  少子高齢化による将来の整備士不足に備えた機械化を検討する中で、新羽営業所に同機器を導入。空港線車両のタイヤ交換作業の効率化と軽労化を図った。ドライブレコーダー(ドラレコ)2008年度 富士ソフト製の第一世代全車導入.2013年度 富士ソフト製の第二世代全車導入. .(5カメラ仕様、保存期間1週間)デジタルタコグラフ(デジタコ) 当初導入のデジタコ(2004年度から順次導入)の生産終了に伴い、2020年度から路線バスにはデンソー製のドラレコデジタコ一体型を導入した。 .(3カメラ仕様)新システムの画面は操作性が良い制動力などの測定結果は、事務所に送られ記録簿に自動印字されるオレンジ色から白色へと変更デジタル方向幕 2006年度に全車導入したオレンジ色の方向幕は、2019年度の新車より白色タイプに変更部品システム代替(2020年2月)  旧電鉄コンピューター(ACOS)の時に作られたCOBOLのシステムの老朽化を機に、より操作性の良いデンソー製の汎用システムを一部カスタマイズし、テイク製の整備システムと連携させた。自動車用検査機器のネットワーク化  東山田工場は、検査機器の老朽化に伴い、2012年8月に最新の自動印字記録方式の検査機器に代替した。目黒工場は、建て替え時にネットワーク化が可能な検査機器を導入しているため、2013年3月にネットワーク機器のみを追加導入し、両工場のネットワーク化が完了した車載器の変遷

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