東急バス 30周年記念誌 更新版
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39ノンステップ路線バスを使用したパラリンピック選手輸送 東急バス、東急トランセは、日本バス協会による「安全性評価認定制度」による認定を、2011年度から受けている。 「安全性評価認定制度」による認定マークは、貸切バスを利用されるお客さまが安心してバスを選択できるよう、安全に対する取り組み状況が優良なバス会社であることを示すマークであり、東急バス、東急トランセは2015年に最高ランクの三ツ星に認定され、以降継続して三ツ星認定を受け、2021年度も継続更新となった。 また、10年にわたり認定を継続し、かつ2021年度に三ツ星を継続できた事業者を対象とする「評価認定長期継続優良事業者」に、東急バス、東急トランセともに認定され、日本バス協会から表彰を受けた。なお、本表彰の対象は、全国4,000社以上の 他社に先駆けて、観光バスを安心してご利用いただくための取り組み(車内の消毒、一部車両への遮蔽パネルの設置、オゾン発生器の設置など)を実施した。また、車内放映用のマナー動画、 2021年4月1日、自家用スクールバスによる児童送迎の一部運転業務・整備管理業務などの受託を開始した。当社における企業・学校などの送迎バスは、これまで、事業用自動車による 2021年7月23日~9月5日に開催された「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」において、選手村~大会会場の施設間移動を円滑に行うため、全国から2,000台を超える規模の貸切バスが招集され、築地、若洲にバスデポを設け、運行管理を一括して行った。 当社においても、首都圏のバス輸送を担う事業者として、下馬営業所観光バスおよび目黒営業所、荏原営業所、池上営業所のノンステップバス(用途外計10両)が、これに参画した。特にノンステップバス(用途外)においては、パラリンピック出場の選輸送時の様子事業者のうち、わずか120者にとどまっており(東京都・神奈川県では12者)、貸切バスの営業面における商品価値の向上に大きく寄与。今後もお客さまに安心してご利用いただけるよう、最高の安全性でお客さまをお迎えしていく。観光バス走行時の車内換気性能実験動画とPR動画を作成し、PRに努めた。旅客運送として請け負ってきたが、新たな事業機会を取り込み実現するため、引き続き自家用自動車管理業ビジネスの活用による運転管理業務の受注を図っていく。手輸送を担当し、セキュリティ確保のため、期間中バスデポに留置、バスデポに出退勤する特殊運用により、その輸送を担った。【観光バス】・各国代表チーム(アイルランド・ドイツ)の事前合宿輸送(オ リンピック)・大会メディア輸送(オリンピック)・空港~選手村間の関係者輸送(パラリンピック)【路線バス】・選手村~大会会場間の選手輸送(パラリンピック)東急バス表彰状東急トランセ表彰状安全性評価認定制度新型コロナウイルス感染症拡大防止対策の取り組み自家用自動車管理業ビジネスの活用「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」における関係者輸送への参画 

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