東急バス 30周年記念誌 更新版
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23 2010年代に入り、東京急行電鉄(現.東急電鉄)や各バス協会、他事業者による事業所公開・バス車両の展示・体験イベント・マスコットによるグリーティング(撮影会)・各種グッズの販売などを組み合わせたイベントが各地で開かれるようになった。 当社も、お客さまとの交流・会社と事業の周知・グッズ拡販による増収を目的に、積極的に参加している。 2020年の新型コロナウイルス感染症の流行以降は開催見送りが続いているが、今後の社会活動正常化とともにイベントの再開も期待される。日本バス協会「バスフェスタin東京」 2011年9月に当社初参加。日比谷公園にて開催された。首都圏のみならず東日本大震災復興支援の一環として東北地方のバス事業者も多く参加した。毎年行われている小学生以下のお子さんを対象とし、優勝者のデザインを実際のバスにラッピングする「バスのデザインコンテスト」も、同年は当社淡島営業所所属のバスに対して行われ、2012年までの1年間一般路線にて走行した。 その後、同イベントは2012年から会場を代々木公園に移し、2015年まで開催された。神奈川県バス協会「バス利用感謝デー」 2011年9月に当社初参加。同協会加盟の県内に拠点をもつ事業者が参集し、横浜市中区のアイランドタワー前にて開催された。2013年からは横浜市中区の新港地区7街区(赤レンガ倉庫近く)、2018年からは海老名市のららぽーと前に会場を移し2019年まで開催された。東急グループ「とうきゅうキッズプログラム」 2010年12月に当社初参加。高津営業所にて開催。東京急行電鉄(現.東急)が主催し、東急グループ各社が参加する、小学生のお子さま対象の、親子での職業体験やものづくり・スポーツなどのプログラムにチャレンジしていただく体験型イベント。毎年、抽選で選ばれた10組20名ほどが参加している。 営業所や教育センターで交通安全について学ぶ座学研修、運転席での記念撮影、点呼体験、車両下部の公開などを2時間ほどで体験していただく。 なお、2011年度に目黒営業所、2012年度に下馬営業所にて開催した後、2013年度以降は高津営業所と教育センターにて行い、2019年度まで毎年参加した。東京都交通局「バスまつりin晴海」 2013年9月に当社初参加。東京都交通局が主体となり、東京都内を中心としたバス事業者が中央区の晴海ふ頭客船ターミナルに参集して開催された。 2013年は会場発の、当社観光バスを利用したミステリーツアーも行われ、お台場・東京タワー・六本木を経由して渋谷駅まで3時間の旅をお楽しみいただいた。本イベントは、会場を豊洲市場に移した2019年まで、毎年開催された。川崎フロンターレ「川崎の車窓から~東急フェスタ」 2013.年11月に当社初参加。サッカーJリーグ・川崎フロンターレのホームグラウンドである川崎市中原区の等々力競技場にて、同チームの主催試合の関連イベントとして東急電鉄・東急バスが出展して開催された。毎年、通常の交通系イベントにはお越しにならないお客さまも多く来場された。 また、フロンターレ選手の声を吹き込んだ限定品の「降車ボタンキット」など、この場所ならではのグッズも販売され、2019年まで毎年開催された。東急電鉄「東急電車まつりin長津田」 2014年9月に当社初参加。東京急行電鉄(現.東急電鉄)による同社および東急テクノシステムの長津田工場の公開を主体としたイベントで、来場には原則として事前申込が必要な抽選制となっていた。2019年まで毎年開催された。たまプラーザ東急SC・たまプラーザ テラス「たまプラーザトレインパーク」 2014年のゴールデンウイークに当社初参加。ステージイベントにて当社乗務員・事務員が参加するトークショーやクイズ大会などが行われるのが特徴。2016年からはイベントの一環として虹が丘営業所の公開も行い、2019年まで毎年開催された。各種イベントへの参加

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