東急バス 30周年記念誌 更新版
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駅2:02 着(47分)1,400円宮前区役所前1:57 着(42分)1,400円(運賃は当時)(宮崎台駅入口協)1:53 着(38分)1,300円(身梶代がり谷不駅動入尊口前)1:46 着(31分)1,200円(溝の口駅入口前)1:43 着(28分)1,100円渋谷し通切農崎宮前平宮駅1:15 発11MCA無線での交信点呼実施の様子【路線概要】路線名.所管営業所.高津営業所運行日..使用車両..み込んでほしいとの要請があがっていたが、当該新造車両が営業所車庫内に駐車中に地震が発生するとは限らないため、車庫駐車中のバスに使えるよう、移動式大型インバーター内蔵机と簡易電源式小型インバーターを当社工場員が製作した。当該考案は、日本バス協会中央技術委員会の発明考案賞において金賞を受賞した。 当該装置は全営業所に配置し、非常時には路線バスを仮設営業所として活用できるようにした。車両が限定されないため、有事の際には、営業所にあるどの車両でも非常電源車両に仕立てることができる装置となった。当該装置を使用して訓練も実施した。早朝5時から行われた開業式典でのテープカット移動式大型インバーター内蔵机 緊急用可搬式計量機の試験使用の様子高速宮前平線月曜日~土曜日(日曜日・祝祭日・年末年始.(12/30~1/3)は運休)大型ワンステップバス66~71人乗り(一般道路を走行するため立席も可)運行初日から多くのお客さまでにぎわう渋谷駅の様子簡易電源式小型インバーター乗車専用停留所非常電源バス  東日本大震災で営業所建物が被害にあった時、バスを臨時営業所として活用した事例報告があったが、路線バス車内ではテレビなど家電製品に使用する100V電源が使えないため、路線バスに使用可能な100V非常電源の必要性が急務となっていた。運行部門からは、路線バスの新造車両にインバーターを組緊急用可搬式計量機 地震などにより営業所の電源が使用できなくなった際にバスに燃料を補給する目的で全営業所に導入した。当該装置は直流12Vで動作するため、バスまたは応急車などのバッテリーを電源として、地下タンクからバスに燃料を給油できる装置である。玉川通り(国道246号線)運 賃※括弧内は渋谷駅からの所要時分被害状況をボードに記入路線図にも被害を記入降 車 専 用 停 留 所COLUMN 深夜急行バス 高速宮前平線の開業  11月1日深夜、深夜急行バス(ミッドナイトアロー)の当社5路線目となる「高速宮前平線」(渋谷駅→宮前平駅)の運行を開始した。 それまで深夜急行バスが経由していなかった田園都市線梶が谷・宮崎台・宮前平の各駅周辺地区の利便性向上のために新設されたもので、深夜急行バスの新規開業は2003年11月の「高速ニュータウン線」(渋谷駅→仲町台駅)以来となった。「非常電源バス」と「緊急用可搬式計量機」の開発・製作

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