東急バス 20周年記念誌
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お客さまセンター 安全推進課 総務課 コンプライアンス推進課サービス課 施設課 車両課開発課財務課運輸課資産活用PT管理課業務課企画課人事課 労務課 情報システム課2001~2011年の動き本社事業所の移転 本社部門は,東京急行電鉄㈱から分社した東急バス㈱営業開始である1991(平成3)年10月から,1993(平成5)年3月までの約1年6か月間は,東京都世田谷区三宿1丁目の東映三宿ビルにテナントとして入居していた。 その後,大橋東急ビルが1993年3月16日に竣工し,3月22日から業務を開始した。鉄骨造地上7階建てで,1階および6階・7階を当社本社フロアとし,それ以外のフロアはテナントに賃貸をしていた(のちに5階の半室も本社フロアとした)。 東京都による都市計画事業・大橋地区第二種市街地再開発事業は,2003(平成15)年1月に首都高速中央環状線と首都高速3号線を結ぶジャンクションと周辺区域を一体的に整備し,周辺市街地との連続性や周辺環境への影響を考慮して,合理的かつ健全な土地の高度利用と都市利用と都市機能の更新を図ることを目指すため,東京都が事業実施を表明し,2004(平成16)年1月に都市計画が決定された。これを受け当社では,本社部門を移転する必要が生じたため,2007(平成19)年6月に本社移転プロジェクト検討ワーキンググループが発足された。 大橋東急ビルには,旅行会社,レコード会社,IT関連会社などがテナントとして入居しており,全盛期には年間約2億円の賃料収入があった。再開発に伴う立退き期限は2008(平成20)年9月となり,同年7月に最終のテナントが退去し,残りの2か月間は,当社のみとなった。 2008(平成20)年9月,東京都の当該事業並びに大橋ジャンクション建設に伴い,本社部門は目黒区東山三丁目の目黒川沿いに建つ,地上7階建鉄筋コンクリート造りの﹁東急池尻大橋ビル﹂の4階と5階に入居することとなった。 建物は2008年2月29日付で住友信託銀行㈱と賃貸借契約を締結し,管理運営は東急ファシリティサービス㈱となっており,当社は7階建ての4階と5階部分の建物賃貸借契約を締結した。建物内部の4階が事務所フロア,5階が主に会議室になっている。24 1993年3月から2008年9月まで本社が置かれた大橋東急ビル.1階に大橋営業所のバス通路を設けた特徴ある構造だが,都市計画により収用・解体された現在本社が4階に入居する東急池尻大橋ビル(写真は部分).右下は引越し当時の4階フロアのレイアウトで,事務所機能がほぼ集約されている1. 東映三宿ビルと大橋東急ビルの時代2. 大橋地区第二種市街地再開発事業3. 大橋東急ビルから東急池尻大橋ビルへ移転

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