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産学連携紹介
東急バス × 東京都市大学

『低公害・低エネルギー路線バス車輛に関わる
都市生活者意識調査』の結果について

将来に向けて持続可能性のある社会をつくる上で、路線バス車輛をより低公害で低エネルギーなものにすることが社会より求められています。そこで、都市に生活され路線バスをご利用いただいているお客さまのお考えについて、2024年に2回にわたり調査を実施し、この度、その結果をとりまとめました。

本調査結果は、路線バスが単なる移動手段に留まらず、環境面においても高い付加価値を生み出すことができるよう、検討材料として活用いたします。

※調査の中には、運賃や税金等の支払意思額に関する内容がありますが、運賃や税金等の値上げに直ちに関わるものではありません。


調査主体:

東急バス株式会社が東京都市大学に委託して実施

調査実施(調査結果に関するお問い合わせ)
東京都市大学
西山敏樹研究室:http://www.mobility-lab.info/
北見幸一研究室:https://kitamilab.tokyo/

第1
回目
2024年 5月7日(火)~ 5月10日(金)
第2
回目
2024年11月4日(月)~ 11月8日(金)
調査
手法
調査案内のQR/URLをスマホなどで読み取って回答
案内
配布
場所
二子玉川駅のバス停で調査案内を配布
調査結果はこちら






2024年9月8日(日)
科学体験教室 in 東京都市大学
「バイオ燃料バスの仕組みと役割を知ろう! 」開催【終了】

私たちはバイオ燃料バスの研究を行っており、路線バスの二酸化炭素排出量を減らす取り組みを進めています。 色々な低公害のバスについて知り、バイオ燃料バスの今を学びましょう。

※イベントへの事前申し込み(予約制プログラムへのご予約)が必要になります。

イベント概要

対象
学年
小学校3年生~中学生
開催
時間
10:00~11:00 / 11:10~12:10 / 13:00~14:00 / 14:10~15:10
開催
場所
東京都市大学 世田谷キャンパス
詳し
くは
東京都市大学 科学体験教室:
https://www.chiiki.tcu.ac.jp/
news_topics_new/20240524-10015.php

科学体験教室 当日の様子

当日は東京の気温は30度を上回る猛暑日でした。
にもかかわらず、親子連れを中心に多くの方々にご参加いただきました。
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。

東京都市大学の先生や大学生から、エコカーの種類やさまざまな燃料のメリット・デメリット、未来のバスのデザインなどについて、わかりやすく説明をしていただきました。
㈱ユーグレナのスタッフの方からは、地球温暖化の原因やバイオ燃料がどのように役立つのかについて、大変わかりやすく説明していただきました。
東京都市大学の講義
ユーグレナ社の講義
東京都市大学の講義資料 「エコなバスで未来とつながろう」
ユーグレナ社の講義資料 「バイオ燃料について」
顕微鏡でミドリムシ
東急バス車両をチェック
将来におけるバイオ燃料の原料として㈱ユーグレナで研究を進めている「ミドリムシ」を実際に顕微鏡で見せていただくなど、とても興味深い内容でした。
最後に東急バス㈱のスタッフから、本物の路線バスを使って、エンジンの仕組みや燃料を燃やす仕組みの説明をしました。

バイオ燃料ハカセ!
ご参加いただいた方々へは、大学から「バイオ燃料ハカセ!」の認定証が配られました!







東京都市大学 × 東急バス
学生が考えたラッピングバスが街を彩る!バイオ燃料を実践的に学ぶ。

2024年1月18日(木)、東急バスの本プロジェクトの担当責任者、実務担当者ならびに、バイオ燃料の供給元である株式会社ユーグレナの担当者をお招きし、東京都市大学の西山敏樹研究室・北見幸一研究室の学生さんたちに向けて、バイオ燃料の仕組みを学ぶ産学連携講義を行いました。

授業の様子

講義風景
講義風景
このプロジェクトは、東京都市大学の学生たちが、バイオ燃料の仕組みを学びながら、自分たちのアイデアを実際に街を走る東急バスのラッピングバスとステッカーをデザインするという、ワクワクする取り組み。
学生はA班からE班までの5チームに分かれ“どのようにバイオ燃料のメリットを伝えられるか”をテーマに、熱い議論を繰り広げました。

そして生まれたのは、独創的で魅力的なデザインの数々!
2024年2月22日、学生たちによるプレゼンテーションが行われました。

<東京都市大学の学生のデザイン>

●A班
A班
A班
バイオ燃料で「人と未来と豊かさと繋がる」→「バイオ燃料でエコな未来を繋がろう」→豊かさや繁栄が無限にあること、豊かさと繁栄を引き寄せることを表現したデザイン。
●B班
B班
B班
※今回導入しているバイオ燃料の原料には、ミドリムシは使用しておりません。
誰でもバイオ燃料の効果が一目で分かる、見た人の「心」を動かすデザイン。
●C班
C班
C班
※今回導入しているバイオ燃料の原料には、ミドリムシは使用しておりません。
環境へのやさしさと生活の融合、バイオ燃料でバスを動かしていることが伝わるデザイン。
●D班
D班
D班
人々の興味を引き、記憶に残るバスにすること/「ガソリンの代わりになる」旨をアピールすること/ベースカラーを緑色とすることに留意したデザイン。
●E班
E班
E班
「バイオバスによるエコフレンドリーな未来」をテーマとし、派手なカラーリングや装飾は抑え、周囲のドライバーに対して配慮とユニバーサルデザインを意識したデザイン。


このプロジェクトは、学生と企業が協力し、バイオ燃料の普及と社会実装を加速させるための重要な一歩となりました。学生たちは、バイオ燃料という新たなエネルギーの可能性を学び、バスラッピング・デザインというアウトプットを通じて、その魅力を社会に発信し、環境問題への意識を高めることに貢献しました。
私たちにとっても、このような産学連携による社会貢献活動を通じて、新たな価値を創造し、SDGs(持続可能な開発目標)に貢献する未来の社会に向けての意識を深める貴重な機会となりました。

採用案はA班とB班!東急バス目黒営業所/瀬田営業所のエリアで運行中(2025年2月まで運行予定)

●第1弾ラッピングバス(2024年5月14日より運行中)
第1弾ラッピングバス
第1弾ラッピングバス
●第2弾ラッピングバス(2024年9月1日より運行中)
第2弾ラッピングバス
第2弾ラッピングバス

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