プロジェクト紹介
プロジェクトのご案内
脱炭素化に向けて
バイオ燃料に注目!
東急バスは2024年4月より、東急バス2営業所(目黒営業所と瀬田営業所)の路線で、ユーグレナ社の混合バイオ燃料「サステオ」を活用した運行を開始しました。東京都による助成事業※で2025年2月までを予定しています。
これまでバイオ燃料を活用した実証運行は各地で実施されていますが、150両規模での運行は国内初です。
事業期間の約11か月間で、混合バイオ燃料「サステオ」を約260キロリットル使用し、2営業所で運行するバスのCO₂排出量を約140トン削減できる見通しです。
また、混合バイオ燃料の「サステオ」は、通常軽油と同じように使用できるため、既存のインタンクをそのまま活用することができます。
東急バスと東京都市大学は、産学連携により実証運行を行なうとともに、バスをご利用のお客さまを対象に「低公害・低エネルギーな路線バス車輛に関わる都市生活者の意識調査」を2回(2024年5月・9月予定)実施し、環境負荷が少ないバスの普及に向けた新たな仕組みを検討いたします。
また、東京都市大学において教育継承活動を行なうほか、バイオ燃料の存在を知ってもらうためにSNS等を通じた情報発信を行い、認知度向上につなげます。
2050年カーボンニュートラルおよび2030年削減目標に向けて、安全で快適な輸送サービスを提供し続けるよう努めてまいります。
本事業推進の推進体制図

※東京都の助成事業は予定通り2025年2月を以って終了しましたが、3月以降もバイオ燃料の使用を継続しています。